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論文

Orbital ordering in manganites and ruthenates

堀田 貴嗣; Dagotto, E.*

Physica B; Condensed Matter, 312-313(1-4), p.700 - 702, 2002/03

 被引用回数:2 パーセンタイル:14.62(Physics, Condensed Matter)

遷移金属酸化物の複雑なスピン・電荷構造を理解するために、軌道自由度の役割を議論する。マンガン酸化物に対しては、強磁性相における対角線方向の電荷ストライプ構造が、反強的な軌道秩序によって誘起されることを示す。一方、ルテニウム酸化物に対しては、新奇な軌道秩序がG-タイプ反強磁性相の安定化に本質的に重要であることを見い出したが、この軌道秩序は、最近X線吸収によって観測された奇妙なホール分布をうまく説明する。

論文

Electronic structure and the Fermi surface of UBe$$_{13}$$

眞榮平 孝裕; 東谷 篤志*; 樋口 雅彦*; 安原 洋*; 長谷川 彰*

Physica B; Condensed Matter, 312-313(1-4), p.103 - 105, 2002/03

 被引用回数:12 パーセンタイル:53.16(Physics, Condensed Matter)

相対論的LAPW(Linealized Argumented Plane Wave)法を用いて、UBe$$_{13}$$の電子構造とフェルミ面を議論する。UBe$$_{13}$$はいわゆる重い電子系に属するが、低温での電子比熱係数は1.1J/K$$^{2}$$molであり、一連の重い電子系物質群の中でも特に大きな値を持ち、なおかつ0.85Kにおいて超伝導状態に転移する。このように、UBe$$_{13}$$は超伝導を示す重い電子系として重要な物質であり、その電子物性を理論と実験の両面から相補的に研究する必要がある。最近、R. G. Goodrichらによるパルス磁場を用いた測定において、いくつかの比較的小さなド・ハース-ファン・アルフェン(dHvA)シグナルが観測された。そこで、今後の実験との比較を念頭に置いて、UBe$$_{13}$$の電子構造とフェルミ面,dHvA 角度依存,サイクロトロン有効質量,フェルミ面上での電子成分分布を理論的に導いた。

論文

NMR study of the ordered state in UGa$$_{3}$$

神戸 振作; 加藤 治一; 酒井 宏典; Walstedt, R. E.; 芳賀 芳範; 青木 大*; 大貫 惇睦*

Physica B; Condensed Matter, 312-313, p.902 - 903, 2002/03

 被引用回数:6 パーセンタイル:34.96(Physics, Condensed Matter)

UGa$$_{3}$$の単結晶試料のNMRを常磁性及び反強磁性状態で行い、そのスピン構造について議論した。

論文

De Haas-van Alphen effect on PrRu$$_4$$Sb$$_{12}$$

松田 達磨; 阿部 敬介*; 綿貫 文人*; 菅原 仁*; 青木 勇二*; 佐藤 英行*; 稲田 佳彦*; 摂待 力生*; 大貫 惇睦

Physica B; Condensed Matter, 312-313, p.832 - 833, 2002/03

 被引用回数:20 パーセンタイル:67.02(Physics, Condensed Matter)

充填スクッテルダイト構造をもつ物質は、多彩かつ特異な物性を示すことから近年強相関電子系の研究において注目を集めている物質である。中でもPr元素を含む化合物は、これまでにない異常な物性を示すことが知られている。そこでわれわれはこれらの系統的電子構造の解明を目的としてPrRu$$_4$$Sb$$_{12}$$のドハースファンアルフェン効果測定を行い、フェルミ面を明らかにした。その結果、PrRu$$_4$$Sb$$_{12}$$ のフェルミ面の構造は、LaRu$$_4$$Sb$$_{12}$$と非常に良い一致を見せることがわかった。この結果は、元素を置き換えたPrFe$$_4$$P$$_{12}$$において、LaFe$$_4$$P$$_{12}$$のフェルミ面の構造と大きくことなることや、重い電子状態が観測されたこととは、ことなる結果である。このことは、充填スクッテルダイト構造をとる化合物の物性を特徴付けるf電子と伝導電子間の混成の強弱が、元素の置き換えによる格子定数の変化に敏感であることを示している。

論文

Neutron scattering experiment on U$$_3{}$$Pd$$_{20}$$Si$$_{6}$$, 1; Crystal and magnetic structure

立岩 尚之*; 目時 直人; 小池 良浩; 及川 健一*; 木村 憲彰*; 青木 晴善*; 小松原 武美*

Physica B; Condensed Matter, 312-313, p.891 - 893, 2002/03

 被引用回数:0 パーセンタイル:0(Physics, Condensed Matter)

U$$_3{}$$Pd$$_{20}$$Si$$_{6}$$は、局在的な5f電子状態の存在が、帯磁率のキュリー則,磁気転移点における弾性定数C44のソフト化によってその可能性が示されていた。この物質の中性子散乱実験によって、19Kでは8cサイトのウランが反強磁性転移を示し、2Kで4aサイトのウランが強磁性転移を示すことを明らかにした。また結晶場及びスピン波励起の観察から、局在5f電子状態を実験的に明らかにした。

論文

De Haas-van Alphen effect in UIr

山本 悦嗣; 芳賀 芳範; 宍戸 寛明*; 中脇 宙一*; 稲田 佳彦*; 摂待 力生*; 大貫 惇睦

Physica B; Condensed Matter, 312-313, p.302 - 303, 2002/03

 被引用回数:16 パーセンタイル:61.13(Physics, Condensed Matter)

テトラアーク炉でチョクラルスキー法により単斜晶UIrの純良単結晶の育成に成功した。UIrは強磁性化合物である。そのキュリー温度は46Kで磁化測定から磁気モーメントは [1 0 $=1]$方向に配向していることがわかっている。磁気モーメントの大きさは0.5$$mu_{rm B}$$/Uである。われわれはドハース・ファンアルフェン振動を観測した。検出された全てのブランチは9.6から32$$m_0$$の重いサイクロトロン有効質量をもっていた。これらは電子比熱定数$$gamma$$=48.5mJ/K$$^2$$$$cdot$$molと対応する。

論文

High-resolution photoemission spectroscopy of Yb$$_{2}$$Co$$_{3}$$X$$_{9}$$(X=Ga and Al)

岡根 哲夫; 藤森 伸一; 井野 明洋*; 藤森 淳*; Dhar, S. K.*; Mitra, C.*; Manfrinetti, P.*; Palenzona, A.*

Physica B; Condensed Matter, 312-313, p.349 - 351, 2002/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0(Physics, Condensed Matter)

Yb$$_{2}$$Co$$_{3}$$X$$_{9}$$(X=Ga,Al)は、X=Alでは近藤格子系となりT$$_{N}$$=1.2Kで反強磁性秩序を示すのに対して、X=Gaでは価数揺動系となりパウリパラ常磁性基底状態をとる。本研究では高エネルギー分解能光電子分光によりフェルミ準位近傍の電子状態を調べ、近藤格子系から価数揺動系への物性の変化を電子状態の観点から理解することを目的とした。実験結果では、X=Gaの化合物では明瞭に近藤ピークが観測できたのに対して、X=Alの化合物ではフェルミ準位近傍に構造は見つからなかった。これは不純物アンダーソンモデルによるスペクトル解析から、これらの物質の特性温度の違いを反映したものとして理解される。

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